ミャンマーの水泳の選手のウィン・テット・ウーさんが、東京オリンピックに出ないと言いました。
ウィン・テット・ウーさんは「軍のクーデターに反対する人が、軍の銃でたくさん亡くなりました。テコンドーを頑張っていた19歳の女性も、デモのとき頭を撃たれて亡くなりました」とインターネットに書きました。
そして、「軍は、平和のために軍に反対する人を殺すように言っています。ミャンマーのオリンピック委員会は、軍の言うとおりに動く人形です。私は、みんなの血で染まった旗と一緒にオリンピックの会場を歩くことはできません」と書きました。
ウィン・テット・ウーさんは、今までミャンマーの代表で世界の試合に出ていました。東京オリンピックに出るために、オーストラリアで練習を続けていました。