核兵器かくへいきを作つくることや持もつこと、使つかうことなどを禁止きんしする国連こくれんの条約じょうやくに、２４日にじゅうよっか、ホンジュラスが参加さんかしました。参加さんかした国くにと地域ちいきが５０になったため、この条約じょうやくは来年らいねんの１月がつ２２日にちから始はじまることになりました。

しかし、核兵器かくへいきを持もっているアメリカやロシア、中国ちゅうごくなど５つの国くには「核兵器かくへいきは少すこしずつ減へらしていったほうがいい」と反対はんたいして、条約じょうやくに参加さんかしていません。

日本にっぽんも条約じょうやくに参加さんかしていません。政府せいふは２６日にち「核兵器かくへいきをなくしたいが、国くにの安全あんぜんをよく考かんがえながら行おこないたい。条約じょうやくは日本にっぽんの考かんがえ方かたと違ちがう」と言いいました。

広島ひろしまで被爆ひばくしたサーロー節子せつこさんは「被爆ひばくから７５年ねん過すぎてやっと祈いのりが届とどいた気持きもちです。広島ひろしまと長崎ながさきでは、核兵器かくへいきが使つかわれて大勢おおぜいの人ひとが殺ころされました。日本にっぽんは世界せかいのために条約じょうやくに参加さんかしてください」と話はなしました。