目に障害がある人が駅のホームから落ちたり、電車に体が触れたりする事故が毎年あります。
事故をなくすため、目に障害がある人が歩くときに持つ「白いつえ」で危険を知らせる新しいシステムができました。
このシステムでは、無線で情報を伝える小さな「電子タグ」を使います。この電子タグを、駅のホームの危険な所や電車に付けます。つえを持った人が電子タグの近くに行くと、つえが細かく揺れます。機械の声でも危険を知らせます。
作った会社は、3年以内に駅でこのシステムを使うことができるようにしたいと考えています。会社の人は「電子タグを付けるだけなので、安く簡単にできます。駅のほかにも、いろいろな場所で使ってほしいです」と話しています。