12日、フィリピンのルソン島にあるタール火山で大きな噴火がありました。ルソン島は首都のマニラから南に60kmぐらいの所にあります。噴火の煙は1万5000mの高さまで上がりました。
火山から20kmぐらいの所から撮った映像では、噴火の煙の周りに稲妻のような光が見えます。火山から30km以上遠い所では灰が積もっています。火山の近くの町では1万8000人以上が避難しています。
マニラ国際空港では、13日も火山の灰が積もったため、滑走路を閉めました。灰を片づけたあと、飛行機はまた飛びましたが、日本の成田空港との間を飛ぶ飛行機などたくさんの飛行機が飛ぶことをやめました。
フィリピンの火山の研究所は、これからもっと大きな噴火が起こる危険があると言っています。
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