アフリカのナミビアの海でとれるイセエビは、ほとんど日本に輸出しています。日本では、正月に食べるおせち料理にこのエビを使っています。ナミビアのイセエビは小さくて、おせち料理の箱に入れやすいため人気があります。日本が輸入するイセエビの10%ぐらいは、ナミビアのものです。
ナミビアでは10月からイセエビの漁が始まって、港にどんどん集まっています。イセエビを輸出する会社の工場では、大きさや形がいいものを選んで、殻がついたまま冷凍していました。
日本に輸出するイセエビの値段は、全部で3億5000万円以上になりそうです。会社の人は「日本にイセエビを売ることは、ナミビアの経済に役に立っています。イセエビはナミビアと日本のいい関係を作っています」と話していました。