アメリカのサンフランシスコ市は、若い人たちに人気がある「電子たばこ」を町の中で売ることを禁止する規則を作りました。電子たばこは、たばこなどのにおいがする液体を電気で温めて煙を吸います。
市は、インターネットで買った電子たばこを町の中に届けることも禁止します。この規則に違反すると罰金を払わなければなりません。アメリカの大きな町が電子たばこを禁止するのは初めてです。この規則は7か月後から始まる予定です。
サンフランシスコ市の職員は、子どもたちをニコチンから守るためだと話しています。
サンフランシスコにある電子たばこを作っている会社の人は「この規則ができると、大人たちが昔からあるたばこに戻ってしまいます。昔からあるたばこは、大勢の人が死ぬ原因になっているのに、禁止されていません」と言って、この規則に反対しています。