ブラックホールはとても強い力で光や電波を吸い込むため、見ることができません。
日本やアメリカ、ヨーロッパなどのグループは、光の速さで地球から5500万年離れた所にあるブラックホールを調べました。南アメリカのチリなど世界中にある6つの電波望遠鏡を使って、同じ時間に、ブラックホールの周りにあるガスやごみなどが出す電波のデータを集めました。そしてデータから画像をつくりました。
画像では、ブラックホールの周りにあるガスなどが出す電波が赤や白、その中が黒い穴のように見えます。
グループは「世界で初めて、ブラックホールの画像を撮ることができました。これからブラックホールのことや宇宙がどうやってできたかなどがもっとわかるようになると思います」と話しています。