鹿児島県かごしまけんの薩摩半島さつまはんとうの沖おきでは、小ちいさいサメが魚さかなをとる道具どうぐを壊こわしたり、サメが網あみの中なかに入はいってほかの魚さかながとれなくなったりしています。いちき串木野くしきの市しは、このような困こまった被害ひがいを出だすサメを捕つかまえて、おいしく食たべようと考かんがえています。

１２日にち、サメの料理りょうりを紹介しょうかいする会かいがありました。集あつまった人ひとたちは、高校生こうこうせいなどが作つくった１０種類しゅるいの料理りょうりを食たべました。サメを切きって油あぶらで揚あげた料理りょうりや、サメを使つかったカレーパンがありました。食たべたとき鶏肉とりにくに似にていると感かんじる料理りょうりもありました。

料理りょうりを作つくった高校生こうこうせいは「サメのにおいを消けすのが大変たいへんでしたが、いろいろやり方かたを考かんがえたらおいしくなることがわかりました」と話はなしていました。

いちき串木野くしきの市しは、サメの栄養えいようやサメを保存ほぞんする方法ほうほうを調しらべて、みんなにもっと食たべてほしいと考かんがえています。