下関市と岡山県総社市 マラソン大会開催で連携協定
県内外のランナーを招いてマラソン大会を開催している下関市と岡山県総社市は、お互いに大会をPRすることなどを盛り込んだ連携協定を結びました。
下関市は、毎年11月に関門海峡沿いを走る「下関海響マラソン」を開催していますが、新型コロナの影響などで、全国的に市民マラソンへの参加を控える動きが続いています。
このため下関市は、新たな参加者の獲得につなげようと、毎年2月に「そうじゃ吉備路マラソン」を開催している岡山県総社市と連携協定を結びました。
具体的にはそれぞれの大会で相手の大会のPRを行うことや、大会運営のノウハウを共有して効率的な運営を目指すこと、お互いに招待枠を設けて子どもたちを参加させ、交流を深めることなどを検討しているということです。
協定の締結に先立って、去年11月とことし2月のマラソン大会では、両市の市長がランナーとして相手の大会に参加したということです。
前田市長は「この協定をきっかけに、岡山からの新たな参加者を獲得し、観光の推進にもつなげたい」と話していました。