下関市でサクラが開花 平年より4日 去年より3日早く

下関地方気象台は22日午後、下関市でサクラが開花したと発表しました。
平年より4日早く、去年より3日早い開花となりました。

下関市竹崎町にある下関地方気象台では22日午後3時すぎ、3人の職員が敷地内のソメイヨシノの標本木を観測しました。
そして、開花の目安となる5輪以上の花が咲いていることを確認し、「サクラが開花した」と発表しました。
サクラの開花は、平年より4日早く、去年より3日早いということで、気象台によりますと冬場の気温が大きく下がった一方、3月に入って気温が高くなったことで、「休眠打破」と呼ばれる花芽の目覚めが起こってやや早い開花となったということです。
下関地方気象台の佐久間武仁気象情報官は、「先がピンクになっているつぼみもこれからどんどん開花していきます。サクラも生物ですからダメージを与えないように楽しんでもらいたい」と話しています。
標本木では22日に咲いていたのは6輪でしたが、ほかにも膨らみかけているつぼみも多く見られ、今後、1週間から10日ほどで満開となり、見頃を迎えるということです。