下関市で恐竜ゆかりの地で恐竜の着ぐるみなど着てウォーキング

30年前に、当時、国内最古とされる恐竜の足跡の化石が見つかった下関市吉母地区で、ウォーキングを楽しむイベントが行われました。

このイベントは、吉母地区の自然や歴史に触れながらウォーキングを楽しんでもらおうと、吉見地区まちづくり協議会が開いたもので、およそ300人が参加しました。
参加者たちは、恐竜の着ぐるみなどを着て、地域の公民館をスタートし、このうち往復14キロのコースでは、30年前に、当時、国内最古とされるジュラ紀の恐竜の足跡の化石が見つかった海岸に立ち寄りました。
また、参加者たちは、ボランティアガイドの説明を聞きながら、道路ののり面に描かれた横20メートル、高さ15メートルの巨大な恐竜の壁画や地元の子どもたちが描いた恐竜のパネルアートなどを見て回りました。
最後に、本州の最も西の端にあたる「毘沙ノ鼻」を訪れ、この場所が西の端であることを示す石碑の前で、記念撮影などを楽しんでいました。
参加した小学5年生女の子は「恐竜の着ぐるみを着て歩いたので楽しかったです。恐竜のアートは、とっても大きくて迫力がありました」と話していました。