スマホやSNS注意点 高校生が児童に授業 柳井市の小学校

小学生の間でもスマートフォンの利用が広がる中、柳井市の高校生が犯罪やトラブルに巻き込まれないための注意点をまとめ、地元の小学校で授業を行いました。

この授業は柳井高校の24人の生徒がスマートフォンやSNSによる犯罪やトラブルを防ごうと企画し、柳井小学校の5年生と6年生を対象に行いました。
授業では生徒たちがグループに分かれ、プライバシーや、オンラインゲームの課金、それにSNSの使い方の3つのテーマで行いました。
このうちプライバシーの授業では、自分たちで制作した動画を見せながら、住んでいる場所の特定につながる写真を安易にSNSに投稿しないことや、SNS上のやりとりで不安を感じた場合は、親に相談することなどを伝えていました。
6年生の児童は「SNSに写真を載せて個人情報が流失してしまったことが印象に残りました」とか、「親と相談して勝手にゲームに課金をしないようにしたいです」と話していました。
柳井高校2年生の河井理紗さんは、「どうすれば伝わりやすいか3か月ほど準備を行って楽しく授業を行うことができました。トラブルに巻き込まれることなく、楽しくSNSなどを使ってもらいたいです」と話していました。