ハウス栽培のタラの芽の出荷 真室川町で最盛期
真室川町では、ハウス栽培された山菜のタラの芽が出荷の最盛期を迎えています。
冬の間の出稼ぎ対策として、30年以上前からタラの芽を生産している真室川町では現在、17軒の農家が生産を続け、いま、出荷の最盛期を迎えています。
このうち、真室川町大沢地区にある小野茂美さんの広さ200平方メートルの農業用ハウスでは、連日、出荷作業に追われています。
小野さんは妻と2人でハウスに入り、長さが7センチから10センチほどに育ったタラの芽を小型のナイフを使って1本1本丁寧に収穫し、大きさごとに仕分けしていました。
小野さんは「先月末から大変天気に恵まれ、今のところ順調に育ち、大きい芽も出ている。天ぷらや肉のロール巻きにして食べてほしい」と話していました。
もがみ中央農業協同組合によりますと、収穫作業は、今月末まで続き、主に、東京の青果市場に出荷されるということです。