大学生が高齢者の住宅で除雪ボランティア 大石田町と尾花沢市
高齢者が住む大石田町の住宅に宮城県内の大学生たちが訪れ、ボランティアで除雪作業を行いました。
除雪作業を行ったのは、宮城県内にキャンパスがある東北学院大学の学生21人と地域の住民など、あわせて50人あまりです。
ここ数年は暖冬で雪が少なかったことや、新型コロナの感染拡大の影響から、ボランティアの学生が除雪作業をするのは5シーズンぶりで、9日、大石田町と尾花沢市の高齢者の住宅あわせて4軒の除雪を行いました。
このうち、60代の女性が住む大石田町の住宅には、大学生ら11人が訪れ、地面の雪と屋根から落ちた雪がつながって住宅を覆うようになっている雪をスコップで取り除いていました。
2時間ほどで除雪が終わると、住民の女性は、学生と1人ひとりと握手し感謝の言葉を伝えていました。
参加した大学生は「家の方の笑顔で、こっちもうれしく思いました」と話していました。
除雪してもらった60代の女性は「除雪してもらって部屋の中も明るくなりました。来てもらってありがとうございます」と話していました。