正月まであと10日余 門松作りが盛んに 川西町
正月まであと10日あまりとなるなか、川西町では門松作りが盛んに行われています。
川西町犬川地区にあるわら細工のグループ「いぬかわわら細工会」は、地元の祭りで使うわらじなどを製作し、県内外に販売しています。
年末を迎え、いまは門松作りに追われています。
高さ1メートルほどの大きな門松と、高さ50センチほどの小さな門松の2種類があり、メンバーは門松をくくるしめ縄を編んだりする作業を丁寧に行っていました。
ことしは、物価高の影響で竹などの材料の価格が若干値上がりしたということですが、わら細工のグループでは買い求める人たちの負担を和らげようと門松の値段を据え置きにしたということです。
「いぬかわわら細工会」の高橋正祐会長は、「自分たちが作った門松が玄関に並ぶのをみると、心が和むようです。来年は疫病がなくなり、みんなが幸せになるようにと思いを込めて門松を作っています」と話していました。
わら細工のグループでは大きな門松を30対小さな門松を70対作る予定で、予約販売のほか川西町の直売所でも販売することにしています。