小学生が植え付けから収穫 じねんじょを販売 大石田町

山形県大石田町の小学生が植え付けから収穫までを行ったじねんじょの販売が、町内の温泉施設で行われました。

じねんじょを販売したのは、町立大石田小学校の6年生20人です。

町内の日帰り温泉施設「あったまりランド深堀」の売店には、今月1日に収穫したじねんじょ40本余りが用意され、100グラム300円で販売されました。

小学生が施設の入り口で「大石田小学校で販売しているじねんじょを買っていってください」と呼びかけると、利用者などが売店を訪れ、2本3本と買い求めていました。

村山市から訪れた70代の男性は「子どもたちが頑張って育てたじねんじょだと思うので、おろしたり、刻んだりして、おいしく食べたいです」と話していました。

また、販売した男子児童は「いろいろな料理に使ってもらい、おいしく食べてもらうとうれしいです」と話していました。

生産から販売までを指導したじねんじょ農家、海藤明さんは「小学生には自分で作って食べるという楽しさだけでなく、販売してお客さんに買ってもらうといううれしさも感じ取ってもらえれば」と話していました。