3年ぶり開催「子ども伝承祭」真室川町で伝統芸能を披露
真室川町で地元の子どもたちが、わらべうたや番楽などの伝統芸能を披露する催しが、3年ぶりに開かれました。
「ふるさと子ども伝承祭」は町に伝わる伝統芸能を次の世代に伝えていこうと、町などが主催して例年、この時期に開いていて、去年とおととしは新型コロナウイルスの影響で中止となっていました。
3年ぶりの開催となった27日、町の中央公民館ではわらべうたや番楽、それに囃子などの9つの演目が地元の子どもたちによって披露されました。
会場では、児童たちがわらべうたを見事な歌声で歌い上げたり、江戸時代中期に秋田県から伝えられたとされる八敷代番楽を披露して、2本の刀を回しながら力強く踊ったりしていました。
わらべうたを披露した児童は「大きな声を出してうまく歌えました」と話していました。
また、会場を訪れた町民は「昔の文化は大切だと思うのでこれからも伝統芸能を続けてほしいです」と話していました。