町内の小中学校で地元伝承野菜などを使った給食 真室川町
真室川町では、地元の伝承野菜などを使った給食が町内の小中学校に出されました。
この給食は、地元の小中学校の児童や生徒たちに地元の食材をおいしく味わってもらおうと町の教育委員会が年3回、行っています。
16日は、地元で生産された伝承野菜のとっくりかぶや甚五右ヱ門芋、それに、町特産の原木なめこを使ってグラタンやみそ汁など4品目が作られ、町内4つの小中学校に出されました。
このうち、真室川小学校では2年生と4年生の児童56人がランチルームに集まり、地元食材の魅力が詰まった給食を味わっていました。
4年生の男子児童は「いつもの給食よりおいしくうれしかったです」と話していたほか、4年生の女子児童は「ちょっと甘いとっくりかぶと柔らかい甚五右ヱ門芋がおいししかったです」と話していました。
真室川町教育委員会教育課の栗田昇平主事は「大きくなって町の外に出た時に自慢になるような食材が真室川町にあることを発信してほしいです」と話していました。
次の地元の食材を使った給食は来年2月に出されることになっています。