伐採した木材運ぶ 森林鉄道を紹介する展示会 真室川町

林業が盛んな真室川町で、昭和39年まで山で伐採した木材を運び、現在は廃線となっている森林鉄道を紹介する展示会が町の歴史民俗資料館で開かれています。

この展示会は、昔から林業が盛んだった真室川町の歴史を多くの人たちに知ってもらおうと開かれていて、当時の写真や森林鉄道を再現したジオラマなど60点余りが展示されています。

このうち、昭和13年ごろに撮影された写真には、大量に伐採された木材がトロッコ列車いっぱいに積まれている様子が写されています。

また、森林鉄道があった場所の現在の写真には、廃線後、長い間がたち、トンネルなどが朽ち果てて崩れてしまっている様子などが写されています。

会場を訪れた観光客は「こうした鉄道があったこと自体知らなかったので、勉強になりました。走っているところを見たかったです」と話していました。

この展示会は、町の歴史民俗資料館で休館日の月曜日と今月31日を除き、来月4日まで開かれています。