不妊治療施設の設置へ初会合 酒田市の病院とクリニックが連携

不妊治療施設の設置を目指す酒田市の日本海総合病院で、設置に向けた検討委員会が、11日開かれ、鶴岡市の不妊治療専門のクリニックと連携しながら、数年後の開設を目指していくことになりました。

酒田市の日本海総合病院は、病院の敷地内に不妊治療施設の設置を目指していて、鶴岡市の不妊治療専門クリニックと連携を進めています。

11日は、酒田市内で病院やクリニックの関係者が出席して、施設設置に向けた検討委員会の初会合が開かれました。

会合では、クリニックの院長が、不妊治療の事業を行うには医師や看護師、それに体外受精などを行う「胚培養士」が複数人必要で、施設整備と並行して、人材育成や採用を進めることが必要だと説明しました。

一方、出席した医師からは、施設は、不妊治療を受ける患者と、一般の人の入り口を分けるなど患者に配慮したほうがいいなどの意見も出されました。

日本海総合病院では、今後、人材育成などについて検討を進めながら、数年後の施設開設を目指すということです。

日本海総合病院を運営する山形県・酒田市病院機構の栗谷義樹理事長は、「施設の設置によって人口減少などの問題に対応していきたい」と話していました。

「すこやかレディースクリニック」の斎藤憲康院長は、「不妊治療専門の医療機関に複数の選択肢があれば患者も通いやすくなる。全面的に協力していきたい」と話していました。