和歌山県 今シーズン初の「ノロウイルス食中毒注意報」発令

県内で感染性胃腸炎の患者数が大幅に増えていることを受けて県は今シーズン初めて、「ノロウイルス食中毒注意報」を発令し、手洗いや食品の加熱の徹底を呼びかけています。

ノロウイルスはおう吐や下痢などを引き起こすウイルスで感染力が非常に高く、12月から2月ごろにかけて流行します。
県によりますと今月(2月)11日までの1週間に県内30か所の小児科で感染性胃腸炎と診断された患者数の平均は6.53人となり、県は15日、今シーズン初めての「ノロウイルス食中毒注意報」を発令しました。
県は、▽トイレの後や調理の前には、石けんを十分に泡立てて手洗いすることや▽食品の加熱を徹底することなど予防の対策を取るよう呼びかけているほか、おう吐や下痢などの症状がある場合には、早めに医療機関を受診してほしいとしています。