和歌山県と吉本興業が連携 地域の魅力を伝える情報発信を強化

和歌山県はタレントによる情報発信の強化を図っていこうと「吉本興業」と連携する協定を結びました。

県庁で行われた調印式には、岸本知事のほか、吉本興業ホールディングスの泉正隆 副社長が出席し、協定書を交わしました。
協定によりますと、およそ6000人が所属する吉本興業のタレントが▼県内の企業を訪れたり▼イベントに出演したりするほか▼特定健康診査「メタボ健診」を促す動画制作などを行います。
これらにより県は、県内の魅力を伝える情報発信を強化する一方、吉本興業は県内外でタレントの認知度を高めます。
県内では、NHKのニュース番組「ギュギュっと和歌山」に出演する「わんだーらんど」が活動をしていて、県や吉本興業はさらなる情報発信で、地域を活性化したいということです。
吉本興業のグループ会社で、地方の活性化の事業を展開する「よしもとエリアアクション」の大谷常一 近畿エリア本部長は「タレントの力で、難しいことやわかりにくいことでも、楽しくわかりやすく伝えることができる」と述べ、あらゆる角度から、地域の魅力の情報発信をしていくという方針を示しました。