太地町の特別養護老人ホームでノロウイルスの集団感染

太地町の特別養護老人ホームで、入所者や職員22人がおう吐や下痢などの症状を訴え、このうち8人からノロウイルスが検出されました。
ノロウイルスの集団感染は今シーズン2例目で、県は、消毒などの対策を徹底するよう呼びかけています。

県によりますと、今月(1月)3日から11日にかけて、太地町の特別養護老人ホームで、入居者14人と職員8人の合わせて22人が、おう吐や下痢の症状を訴えていて、このうち8人からノロウイルスが検出されたということです。
症状を訴えた22人は、全員快方に向かっているということです。
県内のノロウイルスの集団感染は今シーズン2例目で、県は、例年、春ごろにかけて感染例が多く見られるとして、▼手すりやドアノブなどの消毒のほか、▼食事の前やトイレのあとには必ず手を洗うなど、感染対策を徹底するように呼びかけています。