和歌山県 新型コロナ患者専用病床 10月から大幅縮小
和歌山県では、新型コロナの患者向けに現在、最大で338床確保している専用の病床を、来月(10月)から重症の患者などに絞って、最大で68床と、大幅に縮小することになりました。
これは、医療機関が新型コロナの患者の受け入れに備え、病床を空けた場合、国が補助金を支払ういわゆる「空床補償」が、来月(10月)1日から感染状況が一定の基準を超えて拡大するまで支給されなくなるためです。
これに伴い、県は、新型コロナの患者向けに現在、最大で338床確保している病床を縮小することを決めました。
来月からは、感染の拡大期と判断された場合、「空床補償」が支払われる最大68床とし、対象を重症の患者などに絞り込むとしています。
県は今後、感染がさらに拡大した場合は、その状況に応じて病床を増やすことも検討するとしています。