九度山町の道の駅でゆるキャラが特殊詐欺被害防止呼びかけ
うその電話で高齢者から現金をだまし取る特殊詐欺による被害が後を絶たないなか、伊都地方のゆるキャラたちが警察に協力し、被害防止を呼びかけました。
特殊詐欺の被害防止を呼びかけたのは、橋本市の「はしぼう」のほか、九度山町や高野町、それにかつらぎ町などのゆるキャラ6体です。
九度山町の「道の駅柿の郷」では、23日、警察官と一緒に、訪れた人たちに啓発チラシを配り、被害防止を呼びかけました。
警察によりますと、県内では、ことしに入って特殊詐欺の被害額はおよそ1億2500万円で、このうち、橋本警察署管内ではおよそ1700万円にのぼっているということです。
訪れた女性は、「子どもからおじいさん、おばあさんに不審な電話を聞いたらダメだと言うことが大事だと思いました」と話していました。
橋本警察署生活安全刑事課の岡本圭司 課長は、「特殊詐欺の被害が増えるなか、1市3町で協力し、特殊詐欺の被害にあわないように注意していきたい」と話していました。