日高川町 園児が森の働きを学ぶ
日高川町の保育園で森の働きを学ぶ教室が開かれ、子どもたちはどんぐり植えに取り組みました。
この教室は、和歌山県緑化推進会などが開いたもので、日高川町の「みやま保育園」の0歳から6歳までの園児24人が参加しました。
教室ではどんぐりの姿をしたマスコットなどが登場して、山にある木の根が土砂崩れを起こりにくくしていることや、森に降ってきた雨は少しずつ川に流れていて、ふだん使うお風呂や洗濯の水に使われていることなどを教わっていました。
このあと、外へ出た子どもたちはどんぐりを1人1個ずつ受けとり、プランターの土に指で穴をあけ、どんぐりを丁寧に植えていました。
ことし4月ごろから芽を出し始め、大きく育つ2、3年後には園庭に植え替えられる予定だということです。
参加した女の子は「木が空気をきれいにすることがすごいと思いました」と話し、また男の子は「どんぐりは大きく育ってほしい」と話していました。