外国人観光客受け入れ再開 那智勝浦町は多様な食習慣に対応

外国人観光客の受け入れが10日から再開されることを受け、和歌山県の観光地、那智勝浦町にある飲食店では、肉や小麦粉などを食べない外国人に向けたメニューの提供を始め、受け入れ準備を進めています。

那智勝浦町は、世界遺産の熊野古道や温泉などが人気の観光地で、例年、5万人前後の外国人観光客が町内に宿泊していましたが、新型コロナの感染拡大のため、去年の宿泊者数は200人以下にまで激減しています。
こうしたなか、外国人観光客の受け入れがおよそ2年ぶりに再開されることを受け、町内の飲食店では、外国人の多様な食習慣に対応したメニューを導入して受け入れ準備を進めています。
このうち、イタリア料理店は、肉や魚を食べないベジタリアンや卵や乳製品も口にしないヴィーガンなどの食習慣を持つ外国人向けに、野菜のみをトッピングしたピザの提供を始めました。
また、小麦に含まれるたんぱく質の「グルテン」をとらない人向けにトウモロコシ粉を使ったタコスのメニューも新作しました。
店主の奥田裕也さんは、「これから外国人のお客さんが来られるということで、観光地の飲食店としていろいろな食事の選択肢を提供できるようメニューをさらに増やしていきたい」と話していました。