「那須どうぶつ王国」営業中にトラ脱走想定し訓練 那須町

動物園で飼育されているトラが営業中に脱走したという想定で、来園者を避難させたり、麻酔銃を撃って取り押さえたりする訓練が、7日那須町で行われました。

この訓練は、那須町の動物園「那須どうぶつ王国」で行われ、飼育員が獣舎にカギをかけ忘れたことで、オスのアムールトラ1頭が営業中に逃げ出したという想定で始まりました。
訓練には、1メートルあまりの大きさのトラのぬいぐるみが使われ、はじめに動物園の職員が無線で事務所に連絡したあと、緊急の園内放送が流され、レストランや売り場の職員が、近くにいた来園者を建物の中に避難させました。
そして動物園の獣医師が車に乗って近づき、車内から麻酔銃を撃ってトラを眠らせました。
このあとは、トラを棒でつついて麻酔が効いていることを確認したり、専用のケースに入れて運んだりする手順を確認していました。
「那須どうぶつ王国」は、アムールトラのほかにも猛獣のジャガーや大型のハクトウワシなど、人に危害を与えるおそれがある動物を飼育していて、園内で定期的に、このような訓練を行っているということです。
「那須どうぶつ王国」の鈴木和也副社長は「すべてのスタッフが同じ意識で臨み、スムーズに訓練できたのが収穫でした。今後も臨機応変に対応できるように訓練を重ねていきたい」と話していました。