野木町の突風被害 災害廃棄物の処理費用1億4600万円に

栃木県野木町で先月起きた突風被害で、大量に発生した災害廃棄物の処理にかかる費用が1億4600万円に上ることが明らかになりました。

先月10日の夜、野木町など栃木県南部で突風が発生し、けが人は出ませんでしたが、住宅の屋根が飛ばされたり木が倒れたりする被害が相次ぎました。
宇都宮地方気象台は、調査の結果、上空の冷たい空気が吹き降ろす「ダウンバースト」の可能性が高いとしています。
野木町によりますと、この突風で住宅の屋根や畳、使えなくなった電化製品、それに街路樹の枝など、およそ2700トンの災害廃棄物が発生しました。
その処理にかかる費用は、町が試算した結果、運搬委託費などに1億4600万円に上ることが明らかになりました。
野木町は、学校の修繕費などとあわせて、一般会計の総額で2億1200万円となる今年度の補正予算を、復旧を急ぐ必要があるとして議会の承認を経ない町長の専決処分で決めました。
野木町の真瀬宏子町長はNHKの取材に対し、「いま町にとって災害ごみの処理がいちばんの問題だ。一日も早く処理を進めたい」と話しています。