宇都宮市でサクラが開花 平年より10日早い

宇都宮地方気象台は20日、「宇都宮市で20日、サクラが開花した」と発表しました。
開花の発表は、去年より7日、平年より10日早くなりました。

20日、県内は高気圧に覆われてよく晴れ、暖かい1日となり、午後4時すぎ、気象台の職員が宇都宮市明保野町で、開花の目安になっているソメイヨシノに6輪の花が咲いているのを確認しました。
このため気象台は20日、「宇都宮市でサクラが開花した」と発表しました。
宇都宮市での開花の発表は、去年より7日、平年より10日、早くなりました。
気象台によりますと、これは、昭和28年に統計を取り始めてからもっとも早くなった平成14年の「3月18日」に次いで、過去2番目の早さに並んだということです。
これについて宇都宮地方気象台の中根秀行気象情報官は「今月に入って気温の高い状態が続き、開花が早まったとみられる」と話していました。
サクラの花は、例年だと開花から1週間で満開になるということです。