栃木 上三川町など国道新4号で車の衝突事故多発 スリップか

栃木 上三川町など国道新4号で車の衝突事故多発 スリップか

11日未明から、栃木県上三川町などを通る「国道新4号バイパス」で車の追突事故などが相次ぎました。
警察は、10日の雪のあと路面が凍結したことにより、スリップ事故が多発したとみて、調べています。

今日午前4時ごろから9時ごろにかけて、栃木県上三川町などを通る「国道新4号バイパス」で、交通事故が起きたという通報が、警察に相次いで寄せられました。
警察によりますと、車が追突したり、ガードレールや中央分離帯に衝突したりする事故が少なくとも20件以上起き、現場は長時間にわたって渋滞して一部では今も続いているということです。
また、これらの事故によって、けがをして病院に搬送された人も数人いるということですが、命に別状がある人はいないということです。
10日は、上三川町などでも雪が降っていたということで、警察は夜間に冷え込んだ間に路面が凍結し、スリップ事故が多発したとみて、事故の詳しい状況を調べています。
県警察本部によりますと、10日の午後4時から今日午前8時までの間に、県内では積雪や路面の凍結が原因とみられるスリップ事故が合わせて182件発生し、このうち40件は、冬用タイヤやチェーンなどを装着していなかったということです。
また、死亡した人や大きなけがをした人はいなかったということです。