カヌーなどで熊野川をゆったり川下り 新緑の景色楽しむ催し

三重県と和歌山県の境を流れる熊野川でカヌーなどで川下りを楽しむイベントが行われ、参加した人たちは川と一緒に流れるゆったりとした時を楽しみました。

21日、熊野市紀和町の河川敷に37人の参加者が集まり、カヌーや「SUP(サップ)」と呼ばれる立ちこぎ式のボードを使っておよそ10キロの川下りをスタートしました。
途中の流れが速い場所では、カヌーが転覆する場面もありましたが、参加した人たちは、パドルをゆっくりこいで川を下りながら新緑の美しい景色が広がる熊野川沿いの自然を楽しんでいました。
名古屋市から参加した20代の女性は「景色もよく天候も恵まれて楽しかったです。来年もぜひ来たいです」と話していました。
川下りを行った「三重県ジャパンエコトラック推進協議会」の伊藤知昭会長は「熊野地域にはまだまだ魅力あふれる自然がたくさんあるので、これからもスローな旅に多くの人に参加してほしい」と話していました。