名張市の障害者施設 わいせつの疑いで逮捕の元職員男性不起訴

名張市の障害者施設で、入所者の成人女性にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつの疑いで逮捕された施設の元職員の男性について、津地方検察庁は22日付けで不起訴にしました。

不起訴になったのは、名張市に住む73歳の男性です。
男性は去年6月、当時勤務していた名張市の障害者施設で、担当の入所者の成人女性の部屋で、胸を触るなどのわいせつな行為をしたとして、3月1日にに強制わいせつの疑いで逮捕されました。
この男性について、津地方検察庁は22日付けで不起訴処分としました。
検察は不起訴の理由について「犯罪の成立を認定すべき証拠が不十分だった」と説明しています。