志摩市の寺の境内で早咲きの河津桜 満開

志摩市の寺で境内に植えられた早咲きの「河津桜」が満開となり、訪れた人たちを楽しませています。

境内に美しい桜の花が咲き誇っているのは、志摩市大王町波切にある大慈寺です。
寺では、2代前の住職がおよそ30年前に静岡県で譲り受けた「河津桜」などを育てていて、ことしは、2月20日ごろから花を咲かせはじめ、いまは、本堂の近くにある9本が満開となっています。
地元では、2代前の住職の名前にちなんで「てんれい桜」と親しまれていて、寺を訪れた人たちは河津桜らしい濃いピンク色の花を楽しんでいました。
愛知県から訪れた60代の男性は「こんなに立派な桜を見たのは初めてです。ありがたいです」と話していました。
秀森丈寛住職は「春を告げる桜で、ピンクが強く鮮やかです。花の美しさを楽しんでもらいたいと思います」と話していました。
大慈寺の河津桜の花は、今週末ごろまで楽しめそうだということです。