いなべ市の商店街に1000体以上のひな人形

3日の桃の節句を前に、三重県いなべ市の商店街では1000体以上のひな人形を飾る恒例の催しが開かれています。

古い町並みが残るいなべ市の阿下喜地区では、地域の活性化につなげようと18年前から商店や個人の住宅などにひな人形を飾る催しが開かれています。
ことしは75か所に1000体以上が飾られていて、このうち大西神社では江戸時代に作られたひな人形などが展示されています。
また、メイン会場の阿下喜会館では高さ約2.5メートルの十段飾りに約390体のひな人形が整然と並べられていて、訪れた親子連れが写真を撮るなどして楽しんでいました。
四日市市から生後3か月の娘と訪れた母親は「最近はこんなに多くのひな人形を飾っているところは少ないので、初節句の記念に来ました。いい写真が撮れました」と話していました。
この催しは3月5日まで開かれています。