伊賀市で「芭蕉祭」

10月12日は俳人・松尾芭蕉の命日にあたり、生誕地の三重県伊賀市では芭蕉の遺徳を偲ぶ催しが開かれました。

五、七、五でつづる俳句の芸術性を高めたことで知られる松尾芭蕉は、元禄7年(1694)10月12日に51歳で亡くなりました。
芭蕉が生まれた伊賀市では、昭和22年から毎年この日に「芭蕉祭」を開いています。
12日は市内にある芭蕉の旅姿をイメージした建物の前で約500人が出席して、芭蕉祭が開かれ、市などが募集した俳句の優秀作品などが表彰されました。
ことしは俳句と連句の部門に3万5000余りの応募があり、このうち71作品が特選に選ばれ、受賞者は岡本栄市長から賞状を受け取っていました。
祭りの最後には入選した子どもたちの句が書かれた短冊が風船とともに飛ばされ、参加者は、風船を見上げながら伊賀が生んだ偉大な俳人の遺徳を偲んでいました。
伊賀市の岡本市長は「いろいろな方が芭蕉さんの心を受け継いでいる。地域の宝を世界の宝にしていくということが私たちに課せられた使命だと思います」と話していました。