砺波市 英語やベトナム語など多言語対応の家庭ゴミ分別表作成
地域で暮らす外国人が増える中、砺波市は家庭ゴミの分別方法を正しく知ってもらおうと、英語やベトナム語など多言語に対応した分別表を新たに作成しました。
ゴミの分別表は複雑な家庭ゴミの分別方法を外国人にも正しく知ってもらおうと砺波市が作成していて、このほど新たに英語版とベトナム語版が完成しました。
表では「燃えるゴミ」や「資源ゴミ」に分別されるものをそれぞれイラスト付きでわかりやすく紹介しています。
また、「燃えるゴミ」は市が指定する袋を使って名前を書いて出すことや、「資源ゴミ」はビンやプラスチック、金属など素材ごとに出し方が異なることなども説明しています。
砺波市ではこれまでに中国語やポルトガル語の分別表も作成していて、これらについても今回、内容やデザインをリニューアルしたということです。
砺波市にはことし1月1日時点で680人あまりの外国人が暮らしていて、このうち中国人が159人と最も多く、次いでベトナム人が153人、フィリピン人が126人などとなっていて、分別表は市のホームページでダウンロードできるほか、転入手続きなどで市役所を訪れた際に手渡すことにしています。
砺波市となみ暮らし推進班の小山倫志郎主事は「これから新年度を迎え砺波市に来られる外国の方も多くなると思うので、ぜひ活用してほしいです」と話していました。