「あいの風とやま鉄道」昨年度決算が2年ぶり黒字

「あいの風とやま鉄道」の昨年度の決算は、県の基金や新型コロナ対策の補助金の交付を受けて2年ぶりの黒字となりました。

「あいの風とやま鉄道」によりますと、昨年度・令和3年度の決算は、営業収益が前の年度よりも3億2000万円増えて50億1500万円になりました。
これは、運賃収入が回復したことや貨物線路の使用料などの収入が増えたためで、このうち昨年度の利用者の数をみると、1日あたり3万4392人で、前の年度よりも10.4%増えていて、1年間の合計はおよそ1255万人と118万1000人の増加となりました。
一方で営業損益はコロナ禍による利用客の低迷を受けて5億1100万円の赤字となりました。
また、新たな車両の製造や利便性の向上に向けた施設整備などのために県経営安定基金から7億8900万円の補助を受けたほか、国と県からコロナ対策費として6600万円の交付を受けたということです。
この結果、最終的な利益は2年ぶりに600万円の黒字となりました。
「あいの風とやま鉄道」の日吉(※)敏幸社長は「決算は令和2年度から大きく改善したが、これからもアフターコロナを考慮してさらなる利便性の向上を図っていきたい」としています。

※「吉」は「土」の下に「口」。