県信用保証協会と県産業技術センターが中小企業支援へ連携協定
県信用保証協会と県産業技術センターは、中小企業が抱える技術的な課題を解決するために、協力して支援に取り組むことなどを盛り込んだ包括連携協定を締結しました。
県信用保証協会では、中小企業から経営課題に関する相談を受け付け、原則無料で専門家を派遣する事業を行っています。
こうしたなか、中小企業の製品開発や生産性向上などの技術的な相談への対応をさらに強化するために、県産業技術センターと包括連携協定を結ぶことになり、7日に鳥取市で調印式が行われました。
協定をもとに県信用保証協会では、中小企業から技術的な相談を受けた場合産業技術センターとその内容を共有し、専門家の派遣につなげスムーズな支援を行いたいとしています。
県産業技術センターの高橋紀子理事長は「新たな製品開発や事業展開に挑戦したい企業に、技術的な課題解決を具体的にすることによって、企業のビジネスチャンスを広げていきたい」と話していました。
また県信用保証協会の野川聡会長は「事業者の企業が抱える悩みを課題解決につなげようとしても、企業の体力が持たないケースもあったので、信用保証協会と産業技術支援センターで伴走支援し、製品化の先の販路拡大にまでつなげていきたい」と話していました。