高校卒業式 スポーツクライミング・林かりんさんも 北栄町

県内のほとんどの高校できょう、卒業式が行われ、このうち北栄町の高校では、スポーツクライミングで来年のパリオリンピックへの出場を目指す、林かりんさんも式に臨みました。
県内では3月1日、公立と私立あわせて33の高校で卒業式が行われ、このうち北栄町の鳥取中央育英高校では3年生109人が式に臨みました。
式では檜佳憲校長が「皆さんには将来、夢や希望を持ち続けることができる平和な社会を作る一員となって活躍してほしいと思います」と卒業生に言葉を贈りました。
これに対して卒業生を代表して田村佑市郎さんが「学校で学んだことを忘れずどんな困難にも立ち向かい、夢を叶えて笑顔あふれる人生を歩んでいきます」と答辞を述べました。
式にはこの高校の3年生で、去年スポーツクライミングの「スピードユース日本選手権」で優勝した北栄町出身の林かりんさんも出席しました。
林さんは式の後「当たり前のように学校に行っていたのがなくなるのかと実感して、これからさらに競技を頑張らないといけないと思いました。パリオリンピックに出場して金メダルを取りたいと思っているので、その目標に向けて頑張りたいです」と決意を新たにしていました。
林さんは高校卒業後も県内を拠点に練習を続け、来年のパリオリンピックへの出場を目指すということです。