大山町 全町民に1人1万円の“物価高騰対策チケット”配布へ
新型コロナウイルスや物価高騰などの影響が続くなか、町民の生活を支援しようと、大山町は、町内の飲食店やコンビニエンスストアなどで使用できる1人1万円分のチケットを、すべての町民に配布する取り組みを始めました。
この取り組みは、新型コロナの影響に加えて、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や、円安などで物価が高騰するなか、家計や地域経済を支援しようと大山町が始めたもので、すべての町民に1人1万円の「物価高騰対策チケット」を配布します。
対象となるのは、1月18日時点で町の住民基本台帳に登録されている1万5300人あまりで、町内の飲食店やコンビニエンスストア、それにガソリンスタンドなど170店舗あまりで使用できるということです。
チケットの使用期限はことし7月末までで、町は2月12日までに各世帯にチケットを郵送することにしています。
大山町企画課は「長期化する新型コロナの影響に加えて、物価の高騰で町民や事業者は疲弊している。生活用品の購入や息抜きに役立ててもらい、地域経済の活性化を図っていきたい」と話しています。