日吉津村に子育て拠点施設“ミライトひえづ”オープン
日吉津村に、保育所や児童館・子育て支援センターなどが入る新たな子育て拠点施設が、5日オープンしました。
「ミライトひえづ」と名付けられた施設は、日吉津村が、子育て支援の核になる施設として12億円5000万円をかけて建設しました。
2階建てで、のべ床面積がおよそ1900平方メートルある施設には、保育所と児童館、子育て支援センター、それに民俗資料館が入っていて、小学校に入学する前の子どもが、入学したあとも継続して利用できるほか、さまざまな年齢の子どもを育てている親どうしが交流できるようにしているのが特徴です。
初日の5日は、子育て支援センターにさっそく村内に住む親子が訪れて、保育士と一緒に遊んだほか、隣の保育所では、園児が元気よく走り回っていました。
この施設では、1歳から小学校入学前の子どもを一時的に預かるサービスも行っています。
1歳の男の子とともに、子育て支援センターを利用した日吉津村の30代の女性は「保育所に通っている、年齢が上の子どもたちの様子が見られて良いし、自分の子どもが園庭でも遊べるので、ありがたいです」と話していました。
また別の30代の女性は「すごくきれいで利用しやすいと思います。一時保育も利用できるのでとても助かります」と話していました。
日吉津村福祉保健課の橋田和久課長は「子どもを地域で育てていくのにふさわしい施設で、この施設を楽しみに転入してきた人もいる。たくさんの人に活用してほしい」と話しています。