大山周辺 外国人のサイクルツアーおもてなし講座 日吉津村
ことしの秋、大山周辺で初めて訪日外国人が参加するサイクリングツアーが行われるのを前に、県西部の観光業者などが「おもてなし」を学ぶ講座が、日吉津村で開かれました。
県西部の商工会は、ことしの秋、大山周辺で、初めて訪日外国人が参加するサイクリングツアーを計画していて、5月に試験走行を行うなど準備を進めています。
こうしたなか商工会は3日、外国人の受け入れ体制を強化するため、地元の観光業者や飲食業者などが「おもてなし」を学ぶ講座を日吉津村で開き、17人が参加しました。
講座では、島根県に住む通訳の女性が講師を務め、最初に外国人と接する時のマナーについて講義しました。
このあと参加した人たちは、日本語を外国語に翻訳するスマートフォンのアプリの使い方について学び、日本語の主語を補ったり、文章を短く区切ったりすると、翻訳の精度が高まると説明を受けていました。
そしてスマートフォンに日本語で「切符を買ってください」「水分補給をしてください」などと実際に話しかけると、英語に翻訳した音声が流れその機能を確認していました。
江府町でコーヒー豆を販売している男性は「仕事で英語を使うことが全くないので、翻訳アプリを心強く感じました。簡単なので、今後も使っていきたいです」と話していました。