臓器移植受け元気になった子どもたちの作品展 日吉津村
臓器移植を受けて元気になった子どもたちの絵画などの作品を集めた展示会が、日吉津村のショッピングモールで開かれています。
この作品展は、臓器移植の啓発活動を行っている「県臓器・アイバンク」などが毎年開いていて、会場には、移植を受けた子どもたちが描いた絵や、回復してスポーツ大会に参加した様子の写真などあわせて14点が展示されています。
このうち、腎臓の移植手術を受けた子どもが描いた「RAKUEN」という作品は、青空にさんさんと輝く太陽とともに「あたり前の日常をすばらしく思えるココロをもとう!」というメッセージを記しています。
また12歳で肝臓の移植手術を受けた子どもが描いた「命のリレー」という書は、周りで支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを込めた作品だということです。
鳥取県臓器移植コーディネーターの川本奈津子さんは「作品展を見て、命と臓器移植について考え、大切な人や家族と話し合うきっかけにしてほしい」と話していました。
この作品展は8月1日まで、日吉津村の「イオンモール日吉津」で開かれた後、8月3日からは倉吉市、8月19日からは鳥取市でも開かれます。