元巨人 クロマティさんが徳島大病院で治療 後藤田知事見舞う

元巨人 クロマティさんが徳島大病院で治療 後藤田知事見舞う

プロ野球の巨人で人気選手だったウォーレン・クロマティさんが、徳島市の徳島大学病院で腰の治療を受けていて、後藤田知事が見舞いに訪れました。

ウォーレン・クロマティさんは、昭和59年から7年間、巨人でプレーし、首位打者を獲得するなど強打の外野手として活躍する一方、ユーモアあふれる人柄でも人気を集めました。

腰の治療のため、徳島市にある徳島大学病院に入院し、2週間ほど前に、プロ野球選手など多くのアスリートを治療してきた西良浩一副病院長の手術を受けました。

29日は後藤田知事が見舞いに訪れ、クロマティさんも報道陣の前に姿を見せました。

後藤田知事はクロマティさんに徳島伝統の遊山箱を渡して、「何よりも早く、クロマティさんがよくなることを望んでいます」と声をかけました。

クロマティさんは「とても特別な手術で徳島にいますが、先生や看護師などすべてが最高です。徳島にいることがうれしくいつか阿波おどりに参加したいです。クロマティは元気です」と話し、バットやボールにサインをして後藤田知事に手渡しました。

クロマティさんは近く退院し、東京でリハビリを行うということです。

西良副病院長は「治療の経過は順調です。簡単な病気ではありませんでしたが、子どもたちのため、ひと仕事してもらうために元気になってほしいです」と話していました。