県内のガソリン価格 1リットル173.5円 ほぼ横ばい

今週のレギュラーガソリンの小売価格は、県内の平均で1リットルあたり173.5円で、前の週から0.1円とわずかに値下がったもののほぼ横ばい圏内の動きとなりました。
ガソリン価格は、依然として、政府の補助金への依存が続いています。

国の委託を受けてガソリン価格の調査をしている石油情報センターによりますと、4日時点のレギュラーガソリンの小売価格は県内の平均で1リットルあたり173.5円で、先週より0.1円値下がりし、ほぼ横ばい圏内の動きとなりました。

原油の輸入価格が下落した影響で価格を一定の水準に抑えるための政府の補助金の支給額が減って今週のガソリン価格は、多くの道府県で上昇基調となりました。

一方、香川県を含む7都県では、価格が下落しましたが、いずれも先週から1円未満の横ばい圏内の動きでした。

経済産業省は、7日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分から、1リットルあたり19.9円の補助金を支給することにしています。

今後の見通しについて、石油情報センターは「政府による補助金の影響などが続いているため、来週のガソリンの小売価格も小幅な値動きが予想される」としています。