香川県がヤフーと災害情報のインターネット発信で協定

香川県は、避難所の開設状況など災害時に発信するさまざまな情報をインターネットを通じてより多くの人に届けようとIT大手のヤフーと協定を結びました。

台風や大雨などの際、県は自前の防災ポータルサイトなどで警報などの気象情報や避難指示など避難を呼びかける情報、それに避難所の開設状況などを発信していますが、これを県民に確実に伝えようとヤフーと協定を結びました。

これによってスマートフォン向けのアプリ、「Yahoo!防災速報」か、、ヤフーのホームページの防災情報のサイトで、香川県を選ぶと、こうした情報を閲覧することができるようになりました。

また、県のホームページにアクセスが集中しサーバーがダウンした場合も、ヤフーで検索すると別のサーバーにつながり同じ内容のものが見られるということです。

県危機管理課は、「災害時の情報を伝える手段を増やすことは大切なので、協定を締結した。情報発信の強化に向けて今後は災害を想定した訓練の際にも活用していきたい」としています。

ヤフーによりますと今回香川県が協定を結んだことで、すべての都道府県との間で同様の協定が結ばれたことになるということです。