県がことし4回目の食中毒警報 食品の取り扱いに十分注意を

香川県は、気温と湿度が高い日が続いているとして「細菌性食中毒警報」を出し、食品の取り扱いに十分注意するよう呼びかけています。
県内に「細菌性食中毒警報」が出されたのはことし4回目で、県によりますと、1日の平均の気温が27度以上、湿度75%以上の日が続いたためだということです。

期間は20日から26日までの7日間で、食品の取り扱いに十分注意するよう呼びかけています。

具体的には、食事や調理の前は手洗いを徹底すること、生の肉は中心部まで十分に加熱すること、魚介類などは真水でよく洗って調理すること、生の肉や魚を調理した後のまな板や包丁などはよく洗って消毒することなどを求めています。

このほか、テイクアウトやデリバリーで頼んだ料理は、冷蔵庫に保管すれば大丈夫だと過信せず、できるだけ早く食べることも呼びかけています。

ことし、県内では19日までに4件の食中毒が発生し、51人の患者が確認されていて、去年1年間の水準に迫っています。