尾崎放哉の俳句を風鈴で 晩年を過ごした土庄町 西光寺

五・七・五の形式にとらわれない自由律俳句の俳人、尾崎放哉が晩年を過ごした小豆島で、放哉の俳句をつけた風鈴の展示が行われています。

尾崎放哉は「咳をしても一人」など季語を含まず形式にとらわれない自由律俳句を数多く残しました。

全国各地を放浪したあと、晩年を土庄町の西光寺の奥の院にあったいおり、「南郷庵」で過ごし、病のため大正15年に41才で生涯を終えました。

尾崎放哉は亡くなる前年の8月に南郷庵に入ったことから、その跡地に建てられた記念館では毎年、この日を記念して、放哉の作った俳句が短冊に書かれた風鈴を飾っています。

放哉は小豆島で過ごした8ヶ月足らずの間におよそ2700句の俳句を作っていて、風鈴の短冊にはこの中の76句と学生時代に作った定型俳句1句が書かれています。

尾崎放哉記念館の辻川美樹さんは「風鈴には自由律俳句76句と定型俳句1句があるので、定型俳句を探しながら俳句と風鈴の音色を楽しんでください」と話しています。

この展示は、土庄町の尾崎放哉記念館で9月3日まで開かれています。