トルコ大地震 高松市の中学生が募金で集めた義援金贈呈

2月、トルコで起きた大地震の被災者を支援しようと、高松市の中学生が募金活動で集めた義援金を24日、日本赤十字社に贈りました。

義援金を贈ったのは高松市の屋島中学校の生徒たちで24日は生徒会長の佐々木洸輔さんらが日本赤十字社香川県支部を訪れ、山田恵三事務局長に募金箱を手渡しました。

先月6日にトルコ南部で起きたマグニチュード7.8の地震と、その後の地震では、トルコと隣国のシリアであわせて5万人以上が亡くなり、いまも200万人以上がテントなどでの暮らしを余儀なくされていると伝えられています。

こうした被災者たちを支援しようと、屋島中学校では今月6日から2週間、部活動でのボランティアとして学校や商業施設などで募金を呼びかけ、あわせて10万円余りの義援金が寄せられたということです。

屋島中学校の佐々木さんは「東日本大震災のときに助けてくれたトルコに恩返ししたいと思って募金活動を行いました。被災して避難している同世代の人たちの食料や物資などに充ててもらいたいです」と話していました。